『絶対安全! 原子力はつでん部』コミックジン、タコシェに入荷されましたー。

↑コミックジン新宿店
 
 6月12日に発売された新刊『絶対安全! 原子力はつでん部』ですが、このたびようやく中野ブロードウェータコシェ、新宿・秋葉原コミックジンに納品してきました。もう買えます!
 ちなみにこちらタコシェの紹介ページです。わーい。
 
 新宿ゴールデン街無銘喫茶へ木曜日(20時〜朝方)に来ていただいても買えます。僕(芝浦)から直接買えます。ついでに酒やコーヒーなどを飲み、好き勝手なことを喋ったりしていってくださるとさらに嬉しいです。最近はサインや握手を求める酔狂な方も出始めていて、非常に嬉しく思っております。 
 

↑無許可で晒す、僕と絵師さん(nickさん)のサイン
 
 大好評につき、手元にあるはつでん部の在庫は残り30冊ほどになってしまいました。39条ちゃんは15冊くらいしかありません。9条ちゃん、少太陽、パン、短編集、Twitter脳の恐怖などはまだまだあります。お早めにどうぞー。
 芝浦慶一は現代のキテレツ斎であり、文学界の爆笑問題ですが、ナイスガイなので、安心して会いにきてください。

【H-01】文学フリマ出品物画像集【ノンポリ天皇】

 文学フリマと、新刊『絶対安全! 原子力はつでん部』等についての詳細はこちらをご参照ください。

 
【明日、ブースに置かれるモノの画像集(一部)】








 
 ちなみに缶バッジ、缶ペンなどのグッズもあります!
 
 また、ノンポリ天皇は本日22時から文学フリマ前夜祭ユーストリーム放送も行います。文学フリマについても話すと思いますので、よろしければ聞いてみてください。
 詳細はこちらです。

アドレスは
http://www.ustream.tv/channel/ノンポリ天皇のディーパーストリート

ノンポリ天皇・芝浦慶一が文学フリマ前日夜にユーストリーム放送します

 新刊『絶対安全! 原子力はつでん部』

 6月11日、22:00よりUstreamで「文学フリマ前夜特別放送 ノンポリ天皇のすべて」を放送しますよー。

 URLは「http://www.ustream.tv/channel/ノンポリ天皇のディーパーストリート」ですが、放送当日までは何もありません。
 
【内容】
 1 ノンポリ天皇とは
 2 ノンポリ天皇文学フリマ(文フリとは)
 3 ノンポリ天皇作品紹介
 4 『絶対安全!原子力はつでん部』と大震災など
 5 フリータイム
 
 みたいな感じです。
 ノンポリ天皇自身のことはもちろん、文学フリマそのものに対して、または広く文学に関して、あるいは全然関係のない話題まで、怒られないようにおびえながらやります。
 ラジオってのはとても家庭的な感じがして好きです。
 僕はAMラジオっ子なので「ヘーイ」みたいな感じではないです。
 お暇な人は明日の夜、お会いしましょう!
 
 追記:「こんな話をしてほしい!」というのがあれば、法に抵触しない限りはできるだけお応えします>< メール、コメント欄、ツイッター@shiba_kei)などで注文つけてくださいませ。

『絶対安全! 原子力はつでん部』、2011年6月12日発売!【H-01】

 
 
 ※実物には帯がつくよ!
 

『絶対安全! 原子力はつでん部』
著・芝浦慶一 / 画・nick
ノンポリ天皇プロデュース ぽりてん新書001
新書版・二段組・108P (原稿用紙200枚ちょっと)
フルカラー表紙(マット加工)、帯付き
印刷・製本 トム出版
 
【あらすじ】
 太陽学園高校の発電部には、被曝が趣味の鉄腕アトム火炎放射器が手放せない小富士見コロナ、自称性同一性障害の田無ミヅキ、知恵遅れの怪力少女フー子など、魅力的なきちがいが集まっていた。ある日学園を巨大な揺れが襲い原子炉はメルトダウン、校内が放射能で汚染されてしまう。顧問の天才理科教師・米田リカの指揮で情報を隠蔽しつつ事態収拾にあたる発電部。原子炉の冷温停止を目指して、大被曝覚悟の決死の作業を敢行するが――?
 学習小説か歴史書か、はたまた新たなる聖典か。時代を象った前代未聞の原発事故小説、ここに誕生!
 
【部立】
●第一章 ひばく星人は白血病
      1 趣味は被曝
      2 明るい未来の 冷えない原子炉
      3 校長先生、決死の大被曝
●第二章 情報隠蔽は盛り上がる
      1 第一回 隠蔽工作会議
      2 「安全だよ派」VS「危険だぜ派」
●第三章 でろでろ100万シーベルト
      1 れろれろ、らふはん、ひいへるほ     
      2 二元論をこえて
●第四章 核戦争(グッド・バイ)からはじめよう
      1 横糸、縦糸、たすき掛け
      2 子供たちの核兵器
      3 絶対安泰! 原子力はつでん部
●あとがき
●奥付(著者プロフィールなど)

 
『でろ100』こと、『絶対安全! 原子力はつでん部』入稿しました。ので、宣伝です。以下のイベントにおいて発売です。
  

「第十二回文学フリマ
開催日   2011年 6月12日(日)
開催時間  11:00〜17:00
会場    大田区産業プラザPiO 大展示ホール・小展示ホール
      ↑蒲田駅、もしくは京急蒲田駅
      誰でもタダで入れます
公式サイト
ノンポリ天皇のブース ≪H-01≫  HENTAIナンバーワンって覚えてね!
 入口から入って、左手の壁沿いを歩いていると見つけられます。はしっこです。
 
ノンポリ天皇が売ってるもの】※注がなければすべて芝浦短著
書名をクリックすると詳細ページに飛びます!
○絶対安全! 原子力はつでん部<新刊>
たたかえっ! 憲法9条ちゃん
ぶっころせ! 刑法39ちゃん
ノンポリ少太陽(雑誌。編集・芝浦慶一)
芝浦慶一短編集1(マンガ集)
Twitter脳の恐怖(共著・背徳の三魔天名義)
がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 徹底解析(アニメ評論・廉価版)
少年Aの散歩 震災後傑作選<新刊>※
◆『パン』『ごはん』『麺』『大豆』は、おとなりのH-02、鰊パイ互助会で取り扱っています。
※何もかも未定です。ブースには並べないので、欲しい方は「例の、ありますか」と呟いてください

 
 タコシェ(中野)、コミックジン(新宿、秋葉原)にも置いてもらいます。遅くとも17日には納品する予定なので、18日〜19日くらいには店頭に並ぶかなと思われます。納品したらここでお知らせします。
 あるいは木曜日の夜(20:00〜夜明け前)に新宿の無銘喫茶に来れば、僕(芝浦慶一=ジャッキー店長)から直接買うことができます。ついでにいろいろ喋っていってくださいませ。今月だと16日・23日・30日ですね。
 値段は時価です。600円以上で売られる機会はまずないと思いますが、とても優しい人は1000円くらいくれると僕は喜びます。あと、残部が50を切ってくるとプレミアがつくおそれがあります。
 今回は部数がこれまでに比べてちょっと少なめなので、ほしい方はお早めにー。
 試し読みはそのうちUPするかもです。そして近日中にHP更新します。少々お待ちください。

『絶対安全! 原子力はつでん部』執筆日記【4】

 けさ、午前9時ごろ書き終わりました!
 と言っても、推敲や、整合性のすりあわせはこれから行うんですけど。ただ奥付と「読書子に寄す」は今、一太郎先生と切磋琢磨して作ったので、だいぶ楽になりました。今夜は表紙づくりも並行してやります。明日か明後日には表紙絵をアップして、HPの更新もできたらいいな……と思っております。
 気づけば木曜日から今日の夕方まで家に帰っておりませんでした。木曜の夜に無銘喫茶を営業させて、朝から友達の会社を間借りして缶詰状態で金・土・日と過ごしていたわけですが、木曜にサークルの後輩とおじいちゃんが亡くなったため、通夜・葬式・精神的動揺などで本が出せるのかどうかということさえ危ぶまれていました。しかしまあ、とりあえずは出ます。
 内容は、面白いと思います。突貫工事で書いたのと、僕自身が文系出身であるため、完成度についてはどうだかわかりませんが、とにかく「今しか書けない」し、「今こそ書くべき」で、「今以外は書くべきでない」作品になったかと思います。
 
 やっぱり僕は何を書いても僕になってしまうなというのが、最終章を書いた感想。最終章ですべてをぶち壊してしまうために、それまでの150枚くらいを書いたと言っても過言ではないです。
 現段階では全体のバランスがやや悪いのと、生きてない伏線があったり、伏線になりそうでならなかったものがあったりするので、そのあたりのお掃除などをこれからやります。あと14時間で入稿ですが、それまでにどこまでやれるでしょうか。それなりのものをお届けしたいなと思っています。がんばります。

『絶対安全! 原子力はつでん部』執筆日記【3】

 ようやくハイになってきた。
 最初に書いた『9条ちゃん』は、とにかく闇雲に書いていて、執筆当時の気持ちはあんまり詳しく覚えていない。次の『39条ちゃん』のときは割とよく覚えていて、「ある地点」から書くことに至上の快感
が伴うようになった。たぶん『9条ちゃん』の時もそうだったのだろうが、『39条ちゃん』のほうをよく覚えている。やはり最近だからか。
 具体的に言うと、たとえばウブ子の例のセリフを思いついた瞬間だ。あるいはラストシーンだとか、クジラで自慰行為というフレーズだとか、合体シーンとか、時限爆弾の解除とか、そういったアイディアが、物語の中にかちっとはまった瞬間だ。「はやくあのシーンを書きたい」「あのシーンを書くためには伏線としてこういうシーンが要る」とか思うと、書くのがぐんぐん楽しくなった。
 そういう「線」(抽象的ですみません)のようなものを幾重にも絡み合わせて、最終的に一つの落としどころに辿り着かせるわけだが、それを矛盾のないように組み立てるのはあまりに難しい。だから、「道筋」が見えるまでは非常に辛い。
 でろ100(『はつでん部』のこと)は、材料ばかりが膨大にあって、物語を構成する「線」があまりにも煩雑に絡み合っていたから、ちっとも筆は進まないし、書いててあまり楽しくもなかった。ここに来てようやく、「わー楽しい」と思えるようになった。具体的には、太陽学園の校長が登場してからである。
 校長の語りによって、この物語の舞台である現代と、原子力を導入した四十年前というのが一直線に、有機的に繋がり、かつ「テーマ」のようなものも少しだけ浮き彫られてきた。
 ちょっと、あまりにも遅すぎて、正直まだ最後まで書ききれるかもわからない状態なのだが、とりあえず希望は出てきた。楽しい。中盤、ちょっと大変なんだが、終盤はするする書けるだろう。明日の夜までに一通り書き終わりたい。無理かもしれないが、不可能ではない。