『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!徹底解析』30部増刷

 コピー本『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!徹底解析』をせっせと作り直していました。
 初版は文学フリマ前日に一日で原稿用紙75枚(文字情報のみ)書くという気違いじみたことをして、そのため推敲も一切できなかったので、昨日大幅な加筆修正を行いました。そしたらいつの間にか原稿用紙102枚に達していました。きもい。
 というわけで改版はページ数がまるまる4ページ増えて、A5三段組計28ページ、40000字超に及ぶ大作になりました。卒論より断然長いです。文字の大きさを初版よりも多少大きくしたので、多少読みやすくなったと思います。

●総論……『まなび』のアニメ史上の位置づけと、作品のテーマ、批評性などについて
●作品概要、設定、各話あらすじ……『まなび』を知らない人でもこれを読めば作品の大枠が掴めます。特に各話あらすじは、ほとんど脚本に近いくらい詳しく、臨場感を持たせて書きました。楽しく読めると思います。
●人物解説……ここがメイン。主要登場人物五人について、その内面や、他の人物との関係、キャラの演技によるわかりにくい伏線や演出などを解説しています。例えば「もも(小鳥桃葉)は『まなび』の黒幕である」ということを、複数の論拠を具体的に示しながら検証していく、など。
●あとがき……ほとんど殴り書きです
●改版にあたって、追記……『ふたりはプリキュア』『ふたりはプリキュアMax Heart』『ラブロマ』などを引き合いに出しながら、『まなび』と「祈り」について書きました。

 
 公式サイトがもうちょっとちゃんとしたら、改めてまなび本のページを作ると思います。『まなび』のことをちょっとでも知っている人だったら、ぜひ読んでほしいと思っています。
 また、『たたかえっ! 憲法9条ちゃん』と合わせて読んでいただけば、いっそうお楽しみになれるかと思います。『まなび』と『9条ちゃん』は、けっこう似ているところもあるのです。(著者が多大なる影響を『まなび』から受けているので)


 ところで、文フリやら何やらで忙しくて読めていなかった「漫画アクション」をさっき読んでいたら、『忍者パパ』の人が新連載を始めていた。なんと最後のページが、これ。
 

 
「まっすぐ、ゴー!」
 ……これは狙ってるのか? 「まっすぐ、ゴー」は『まなび』の主人公、天宮学美座右の銘。この人(山本康人)は、もしくは編集は、『まなび』のファンか何かなんだろうか。ちなみにタイトルは『ナオゴーストレート』……ほとんど『まなびストレート!』と一緒じゃないか。
 うーん、恐るべし漫画アクション。小泉智浩と森下裕美が帰ってきたらまた賑やかになるのになー。
 まだアフタヌーン6月号も最後まで読んでいないので、ちょっと漫画消化してきます。